高地区について
高地区について
庄原市の中心から車で15分ほど走ると、高町・川西町・小用町からなる高地区があります。三つの小さな町に、およそ400世帯、1,200人の人々が暮らを営んでいます。西城川の流れと、大黒目、要害山に見守られるような立地で、自然に恵まれたのどかな里山の風景が広がります。古くから続く「高三千石」の伝統を大切にしながら、人々は季節の風物を楽しみ、自然を守り、地域の絆を育みながら日々を過ごしています。
たからちゃん
高地区のキャラクターのタカラちゃんを紹介します。
たからちゃんは山と川に囲まれた自然豊かな土地を、親しみやすいキャラクターとして表現しました。鮎のヘアピン、唐櫃古墳の土器をモチーフにした洋服が特徴です。それぞれ瞳の中が「T」と「K」(高)の形で輝いており、高地区とそこに住みみんながこのキャラクターと共にもっともっと輝けるようにという気持ちが込められています。
高地区の見どころ
高地区には多くの文化遺産や公共施設があります。
その中からいくつかのスポットを紹介します。
自然や歴史に興味のある方は観光でお越しいただいても楽しめる地域です。

備北層群の露頭

広島県庄原市高町
備北層群の露頭

高地域の新世界(新生代に形成された岩層)は西城川川床や高町の西城川沿いに分布しています。
流水による堆積作用によりできた、砂岩や礫岩からなり、この地層は備北層群と呼ばれています。
備北層群は、新生代第三記中新生といわれる時代の中頃、1600万年前から1500万年前に堆積したと考えられています。

伊達金三郎の墓

広島県庄原市高町
伊達金三郎の墓

伊達金三郎は江戸時代に中国地方へサツマイモを広め、農民を飢餓から救った人です。高町に生まれ、現在の三次市甲奴町の伊達家へ養子になります。
27歳の時、石見(現島根県)代官所へ赴任した当時、石見地方は大凶作でした。代官の井戸平左衛門は九州から来た行脚僧の泰永からサツマイモの話を聞き、泰永に芋の種の入手を依頼し、金三郎を同行させました。
しかし、このイモは当時薩摩国以外の持ち出しを禁止しており、金三郎は大変な苦労の末持ち帰るました。
持ち帰ったサツマイモの栽培により、多くの農民を飢餓から救いました。
この功績により、金三郎は幕府の徒目付に任じられました。

横目堂のイチイ

広島県庄原市川西町
横目堂のイチイ

昭和48年に、広島県天然記念物指定されました。イチイとは1位のことで、材質が第1位という意との説があります。昔の人が社殿を造る材に用い、また境内に植えて神木としました。横目堂のイチイは樹齢400年と言われていますが、イチイは1000年も2000年も生きる木だそうです。

常夜燈

広島県庄原市高町
常夜燈

この常夜燈は、元は西城川約200m上流の対岸にあった金毘羅宮の献燈として建てられたものの、洪水のため交差点付近まで流されてきて、この地に再建されていたという説がありますが、実際はよく判っておりません。元来は神への献燈でしたが備中伯耆耆路を行く旅人の道標でもありました。

唐櫃古墳

広島県庄原市川西町
唐櫃古墳

古墳の規模は全長41.4mで、後円部に比べて前方部が小さい帆立貝に近い形をした前方後円墳です。石室の規模は、全長13.1m、高さ2.5m、幅2.4mと県内横穴式石室の中では最大級の部類に入ります。石室からは須恵器などの土器の他、装飾品など、さまざまなものが出土しました。県北地域の最後の大型前方後円墳として、平成5年に広島県史跡に指定されています。